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台米間の覚書締結に中国が反発

台米間の覚書締結に中国が反発 大陸委「中共に口挟む権利ない」

10日の覚書締結式の様子。左から2人目はアザー米厚生長官、同3人目は陳衛生福利部長(中央社フォーカス台湾)


(台北中央社)台湾で対中政策を担当する大陸委員会は12日夜、台湾が米国と締結した医療・公衆衛生の協力に向けた覚書について、カウンターパートの国務院台湾事務弁公室(国台弁)が「茶番劇に過ぎない」と批判したのを受け、新型コロナウイルスが世界で猛威を振るう中、覚書締結は至極当然で、「中国共産党に口を挟む権利は全くない」と反論した。

覚書は、台湾の衛生福利部(保健省)と米厚生省が10日に締結した。医療・衛生分野の協力に関する正式な文書が交わされたのは1979年の台米断交以来初めて。調印式はコロナ対策を担う中央感染症指揮センター(台北市)で行われ、陳時中衛生福利部長(保健相)と訪台中のアザー厚生長官が立ち会った。

これに対し、国台弁の馬暁光報道官は12日、アザー氏の訪台は「一つの中国」原則と「中米間の3つのコミュニケ」に反するものだとし、断固として反対する中国側の姿勢を表明。「民進党当局」がコロナ禍に乗じて独立を企んでいると批判していた。

台湾、米厚生省と初覚書 アザー長官、WHO脱退後は「台湾と協議」

写真来源:中央社フォーカス台湾


(台北中央社)衛生福利部(保健省)は10日、米厚生省と医療や衛生の協力に向けた覚書を初めて締結した。新型コロナウイルスの対策を担う中央感染症指揮センターで記者会見が開かれ、陳時中部長(保健相)と訪台中のアザー長官が締結に立ち会った。衛生福利部は、覚書締結によって双方の連携の範囲が広がると説明。より実質的な協力を推進していくとした。

1979年の台米断交以来、初めて締結された医療・衛生分野の協力に関する正式な文書で、締結機関も省レベルに引き上げられた。今後は連携計画、研究、人材の交流、相互訪問などで連絡窓口を設置し交流していく。台湾と米国は今年3月にも、新型コロナの迅速検査キットやワクチン、治療薬の開発、研究の連携に関する共同声明を発表している。アザー氏は、覚書と共同声明の双方を通じ、台湾との協力を継続していく姿勢を示した。

米国が世界保健機関(WHO)からの脱退の意向を表明していることから、新組織の立ち上げの可能性に注目が集まっている。アザー長官は、脱退後の方針や台湾の新組織への加入について記者から問われると、公衆衛生の向上を図るための適切な手段を国際社会と模索していくとし、「台湾とももちろん協議する」と語った。

情報来源:Yahoo!ニュース


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